測量作業テクニック

測量作業に役立つ情報を発信したいと思います

 

サムポールリリーススタンド

これを利用すると手ぶれによる誤差、ポールを垂直に長時間保つ腕の疲労感を無くすことが出来ます。元々GPS(RTK)観測に用いられる道具です。設置後は両手が使えますので野帳を書いたり、休憩したりと便利です。基準点の点の記の写真にポール立てとしても使っています。後は水準測量の再測等の小規模観測のスタッフ立てに使えます。一人でできますからね。設置も両サイドのボタンを押すだけなので2~3秒ほどでポールを立てられます。価格も約12,000円からなので充分元は取れると思います。

登鎌(造林鎌)グリップ

西日本地区のほとんどの会社で使用していると思いますが鉈の形をした鎌です。ホームセンターや金物屋で2,000~4,000円程度でしょうか? 
伐採の必需品です。
それにホームセンターで購入した2mm厚のゴム(約200円)を柄に巻き付けビニールテープで固定しました。  たったこれだけの改造です・・・
しかしこれだけで滑りにくく力も入りやすいので、当社比1.5倍の能力向上になります。(*^_^*)
もちろん毎回、刃を研ぐことが条件です。

こちらはテニス用のグリップテープを巻きました。カラフルなので目立って山での紛失を減らせます

登鎌(昇鎌・造林鎌)の鞘の作成

測量の伐採作業に登鎌を使用するわけですが、いささか携帯性に問題があります。
専用の革の腰袋がありますのでこれらを使うのもよいです。腰から下げられるので特に荷物が多い場合や、使用しないときは片手が空くので便利です。
たまに登鎌を裸のまま腰のベルトに指している人を見かけますが非常に危険です。登鎌用の鞘がないためそうしているのでしょうから登鎌用の鞘を作成することにしました。

ダンプレート(プラダンシート・養正シート))なるものを使用しました。コイツはホームセンター等で、500~1,000円程度で購入でき、(ポリカーボネイト製はもっと高価です)しかも軽量で加工が非常に簡単で手で折り曲げられ、カッターやハサミで切ることができます。 強度は木製に比べて劣ります、当たり前ですが・・・
ダンプレートとは断面がダンボールの断面と同じような構造になっています。(それでこの名前が付いたのかな?)

一応参考に加工する寸法を載せておきますが、登鎌の種類によって若干違ってくるのであくまで参考にしてください。多少の寸法誤差は気にせず作成するのがコツかもしれません。 (^_^;) (横幅は若干1センチほど広く作ると出し入れがしやすいです。)

接着はガムテープ等のテープで引っ付けます。特に技術は必要ありません。
特に切り口は結構尖っていて危険なため、テープで切り口を全て貼った方がいいです同業者さんより、軽くて出し入れがしやすいのでこの登鎌の鞘(サヤ)は好評いただいております。ぜひ作ってみてください。全体的に言えることですが刃物類をむき出しで持ちあることは、周りの人から見てあまりいい印象はあたえませんから鞘はあった方がいいですね。鞘に収めていれば鉈や鎌は結構目立ちません。

作るのは面倒な方は↓の革製の腰袋もあります。 防水でないのと、若干出し入れがしにくいのを除けば自作より頑丈なのでお勧めです。ポケットが付いているタイプも有りノコギリを入れたり便利です。

キャリーカートと工具入れ

キャリーカートに工具入れを取り付けた物です。案外使用してない業者もあったので紹介します。
これは意外に便利ですのでおすすめの道具です。
特に平地(舗装)での中心線測量、基準点の選点等によく使ってます。
私は舗装でもドリルで穴を開けて測量鋲を入れているので道具がいっぱいになります。
いちいち袋やリュックサック等に入れては出し入れが面倒ですし、重いので不便です。
そこそこの平地ならキャリーカートは軽いですし、この口の開いた工具入れは出し入れが簡単です。
値段もホームセンターで各1,500円くらいです。(車輪が大きいのがお勧めです)

こちらは折りたたみ一体型のキャリーケースです。車に常備してもよいですね

風船用空気入れ

100円ショップのおもちゃコーナーにある風船用の空気入れです。
これはハンマードリルで穴を開けた後の,、コンクリートの削りカスを吹き飛ばすのに役にたちます。
結構大きいので風圧もなかなかのものです。

押しても引いても空気がでるので効率がよいです

チューブはホームセンターで購入しました。内径3㎜のもので10㎝18円と格安のものです。チューブを付けると穴の中の削りカスも吹き飛ばせます。

ライカ用コンベックス

ライカのトータルステーションやプリズム台には専用のコンベックスが存在します。
測定メジャーGHM007 4,500円スペースブラケットGHT196 1,500円くらいと価格は非常に高めですね。
通常機械高やプリズム高はコンベックスで測ると思いますが、斜距離で測るため数ミリ長く測ってしまいます。
機械高が高ければ斜距離の差は少ないですが、低いと斜距離は長くなり垂直高と比べて相当長くなります。
しかし、ライカのコンベックスは斜距離を補正して垂直距離に直してくれます。これで精度良く観測できます。どんな山林の間接水準でも高さの精度が5㎜をオーバーすることは絶対にありません。平地なら3㎜を超えることもないです。
また高さを固定することができるため、たとえば1.5mに固定し提げ振りのように使うと機械高の調整が容易になります。基準点測量に非常に役立ちます。
基準点測量をする場合は最低3個必要になりますが、買って絶対損はありません。ライカのトータルステーションは持っているが、このコンベックスは持っていないという方がほとんどですね。 ライカユーザーは必ず購入しましょう。

説明書PDF

フラッシュライト

おもに海外の軍や警察で使用されている、ものすごい明るさのライトです。また昼間でも目くらましにもなり護身用にも使える代物です。
測量現場で使用する場合は、おもにトンネル内や夜間の作業で威力を発揮します。
とにかく明るいです。光を当てると蛍光灯のような明るさで、写真撮影もフラッシュの必要はありません。
↓ちなみに私が使っているフラッシュライトです。SUREFIRE社製のL4 LumaMax 120ルーメンの物です。新型でCR123Aのリチウム電池を使っているのでコンパクトで明るいです。けっして直接肉眼で光を見てはいけません。

↓一般のLED懐中電灯です。ちなみに0.5Wです。

比べると一目瞭然。一度この明るさを体験すると普通の懐中電灯はおもちゃに見えますよ。

↓今度は夜間にシャッターを照らしてみました。こちらは普通のライトです。

↓こちらがフラッシュライトで照らした方です。

写真では分かりづらいですが、実際現物で比べれば違いがすごく分かります
物に関してはスペック的に、最低100ルーメン以上の明るさがないと実用的ではないと思います。(だいたいこのクラスの値段は3,000円~)

LEICA DISTO

これはコンパクトなノンプリズム測距ができる道具です。市街地の平面測量には欠かせません。
おもに宅地内の建物までの距離なんかをオフセットする場合によく使います。
家の形を測るとき、わざわざ「測量させてください、おじゃまします」といった行動は非常に時間を費やしてしまいます。
またよくコンベックス等でブロック塀から家までの距離をガチャガチャと音を立てて、測ったりしますと、家の方が泥棒かと思い、急いでとんでくる可能性があります。
その分この機械は静かなので、サッと測ってすぐ立ち去ることができます。
この機械とノンプリズムのトータルステーションを併用すれば、約8~9割ぐらいは宅地内に入らず建物は観測できます。
詳しい機能はこちらで確認してください。 購入はやはりインターネットが安いですね。
(↓のはちょっと古いタイプです)

いろんな機種を試しましたが、特に高度な機能は測量には必要ありません。安いので充分でしょう。

目標物までの距離を2~3秒ほどで観測できます。手で持って観測するには30mくらいが限界でしょう。 特に15m以内の距離の観測に適しています。

レーザーグラス

トータルステーションのレーザーポインターやDISTOのレーザーは、快晴時には明るくてレーザーを認識できません。このグラスを使用すれば明るくてもレーザーが見えます。赤や紫のグラスがありますが必ずのグラスを買ってください。赤よりもよく見えます。トータルステーションのノンプリズム観測や逆杭打ち観測でのポールマンの誘導に役立ちます。値段も1,200円~と高価ではないので、トータルステーションのケースに1個は入れといてください。

レーザー距離計

正確でコンパクトな距離計は、ライカのDISTOがありますが、距離が0.5m単位とアバウトですがもっと時短(一瞬)で長距離を計測できるレーザー距離計を紹介します。

なかなか使えます。基本ゴルフ用に使用されますが、水平距離や高低差も表示されるのが便利です。

さすがに詳細な測量には使えませんが、現場の踏査、基準点の選点等に使用できます。またこの機種は5倍の望遠鏡が付いています。双眼鏡の代わりにも使えますね。

↑は水平距離389.2m高低差61.6m上と表示されます。DISTOより観測時間は短めです。実際こんな長距離は使用しませんが・・・

刃物研ぎ機

鉈や鎌を研ぐ機械です。包丁やナイフは砥石でコツコツ研いでもよいのですが、伐採に使用する鉈や鎌は刃欠け激しいので手動で研ぐのはとても疲れます。そこで刃物研ぎ機を使います。各メーカーからいろんなタイプがありますが、鎌の場合特性上で刃が内側にわん曲しているので縦型のタイプを選ぶことになります。

必ず水研式を選んでください。乾式は焼き戻しがおこり刃が駄目になります。

20,000円くらいです。標準で中研ぎ用砥石が付いていますが、すぐに替えで荒研ぎ用の砥石に交換してください。鉈類は刃がすぐに欠けますので荒研ぎ砥石のみで充分です。中砥石、仕上げ砥石は必要ありません。どうせすぐに刃が欠けますので、効率重視でいきましょう。

なれれば1本当たり5分~10分くらいで研げるでしょう、器械の出し入れや水を含ませる時間もおしいので、鉈鎌は数本まとめて購入し、切れなくなったらローテーションで交換し一度にまとめて研ぐことをお勧めします。

コンベックス等のメンテナンス

コンベックスはプラスチックと鉄の材質で基本的に出来ています。使用するスプレーは必ずシリコンスプレーを使用しましょう。シリコンスプレーはゴムやプラスチックにも使用できる性質を持っています。(スプレー噴射後の油分は拭き取ってください)オイルスプレーやグリススプレーを使用すると逆に動きが悪くなります。
オイルスプレーは浸透しやすいので、ネジや可動部のある三脚に使用でき、
グリススプレーはサビやすい刃物(鉈)等に使い分けて使用すると良いでしょう。
また油汚れ等を落とすにはパーツクリーナーが便利です。

そんなに高価なものではありません。ホームセンターのプライベートブランドなら200~300円くらいです。パーツクリーナー、オイルスプレー、グリーススプレー、シリコーンスプレーを揃えておくと良いです。

整準台の調整

整準台の調整は測量屋さんにとっては、非常に重要なことです。(精度が命ですから)
ぜひ測器屋さんに頼まず、自分で調整をしてみましょう。
主に部品は、プリズム、アダプター、整準台の3個の部品に分かれます。
今回はレーザー求心は置いといて、光学求心の調整を説明したいと思います。
まずはアダプターに、光学求心器が付いているタイプの調整です。
用意する物は、整準台、光学求心機付きアダプター、(今回は一般的に多く使用されているソキアを使いました)求心チェック用真鍮鋲、(印がわかれば何でもよい)木脚、調整済みのトータルステーション(もしくは調整済みのアダプター)です。

始めにトータルステーションで普通に真鍮鋲の上に整準を行います。(今回は調整済みのレーザー求心機を使用します)ここで、整準台の円形気泡管を調整してください。
そしてレーザー求心機を外し調整したい求心機をセッティング、まず棒状気泡管があっているか、縦横に回転させて気泡管の調整を行ってください。

※ここで注意したいのは、棒状気泡管を180度回転させたときに気泡管がずれている場合です。要するにいくら回転させても、気泡管を調整しようにも調整できない状態のことです。
この場合アダプターの軸がゆがんでいる(要するに壊れている)可能性があります。

この場合は素直に業者に頼んでください。

棒状気泡管の調整が終わったら、下の真鍮鋲を覗きます。さらに90度、180度と回転させて、求心の位置が動いてなければ調整はOK。

動いていれば求心望遠鏡の調整を行います。

まず望遠鏡のキャップを外します。上下左右に4カ所の調整ねじがあります。これを回して調整を行います。どの方向に回転させても必ず求心が中心に来るようにネジを少しずつ回して調整をしてください。 この作業は結構難しく慣れが必要です。
是非マスターしてください。

コツとしては、右のネジを緩めたら左のネジは締めるという感じで、対の方向はセットで作業を行うことです。また片方はきつく締まっているのに、反対方向は完全にゆるんでいる状態は避けてください、すぐに狂いが生じます。
基本両方のネジが軽くネジが締まった状態を維持します。

 

次は整準台に光学求心が付いている整準台の調整方法です。

用意する物は、光学求心付き整準台2台、十字線等が付いた印(今回はマグネットを使用)、SECO社の整準台光学求心調整シリンダー

気泡管付きと無しの2種類がありますが、無しのタイプでも十分です。(気泡調整は他の器具で代用できますので)

詳細はこちら

まずは、整準台の円形気泡管の調整を行います。

整準台光学求心調整シリンダーには、気泡が付いてますので、縦横に回転させて調整をします。
気泡がないタイプはTS等で調整してください。

次にもう一つの求心付き整準台を逆さまに乗せます。

この状態で上の逆さまの整準台は下の整準台と平行になった状態となります。

そして求心を覗いてぴったり中心の位置に、真上の天井1.5m以上先に印を付けます。(天井が鉄骨だったのでマグネットに十字線を書きました)

中心に合わせたら、求心を覗きながら上の整準台を回転させます。
中心の位置がずれていなければ、調整はOKです。
ずれていれば上の整準台の求心を調整します。
整準台を回転させながら調整をし、どの方向からでも中心に来るようになれば調整はOKです。

最後に上下の整準台を交換して、同じように調整を行ってください。

これで2台の調整が終わります。

伐採用刃物

伐採に使用する刃物ですが、用途によって使い分けすると格段に効率が上がります。

いろいろ現場で使用した中、評価していきたいと思います。よく切れ味を評価する場合がありますが、研げばどんな刃物でも切れ味が良くなりますし、刃付けの角度も影響します。(鋭角に研げばよく切れる)また伐採は鉈で使用しますので、いわゆる叩き切る(打っ手切る)といった要素が強いので、そういった評価は刃持ちが良いという表現が正しいでしょう。

↑は海外のマチェットとといわれる物で大きなな刃渡りがあり、鞘とセットになっているのがほとんどです。メリットは刃渡りが長いので一度に切れる面積が多く、デザイン的にカッコが良いのが特徴でしょうか。サビにも強く柄と一体になっているので壊れることはまずありません。刃がゆがむこともなく復元し、一生使えます。

デメリットは安い製品は刃が付いていない物が有り最初に自分で研ぐ必要があります。鍛冶屋さんが打った物ではなく、鋼材を切り出したステンレスの既製品なので、堅い物に当たると刃が欠けやすく刃持ちが悪いこと、刃長が長くなると刃厚が薄いのが多く太い木を切るのにパワー不足になる。柄が短いので手で持つ場所を選べず、重量バランスが非常に悪い物がある。実質重量が600gを超えると重くて扱えない。刃渡りがあるので振り下ろすのに注意が必要です。また足下を切るのが苦手です。(地面を叩き刃こぼれしやすい) 鞘の作りが粗悪で、使っているとすぐに壊れて駄目になる。などトータル的に使う場所を選ぶ代物です。ツルや草、細い枝、笹を伐採して突き進む現場では役立ちますが、ちょっとした木や竹には向いていません。

一応1本づつ上から評価すると1番上はカーショウのマチェットで高価で品質は良いのですが、重くてバランスが悪いです。最初から切れ味の良い刃が付いていました。鞘は唯一プラスチック製でしっかりして、縦横切り替えてベルトに付けることができます。2番目はコールドスチール製で最長の刃渡りですがやはり重くて先が重い重心です。3番目はガーバー製でこちらは非常に軽く一番扱い鉈です。ただ刃が薄くて軽いので太い木は切れません。また刃の反対側は全く切れないノコギリの刃が付いています。自分の方に刃が向いていて、それほど危なくはないのですが邪魔です。目立てをして研ごうと思ったのですが、ノコギリにしては刃厚が厚いので無駄でした。4番目はメーカー不詳のマチェットです。3番目のガーバーよりは刃厚があり少し重いくらいでバランスが一番良い感じです。持ち手の甲の部分にガードが付いているは良いです。刃裏にはノコ刃が付いていますが全く意味がありません。刃厚が有り鋼材も硬いので研ぐのに苦労します。鞘は一番作りが悪くすぐに壊れます。自作した方が良いですね。5番目はガーバー製のベア・グリルスモデルのマチェットで、刃渡りが短いですが刃厚が有りバランスも良い方です。ただし短いので草を刈るには物足りないかも、先が尖っていないのでこの中では一番安全です。鞘は刃の形状が特殊なせいで、一番使い勝手が悪く頻繁に出し入れするのには向いていません。一番下のはメーカー不詳の大型ナイフ(剣鉈)です。日本の鍛冶屋さんが打った剣鉈と違ってステンレス製を除けばほぼ同じ、軽いですが短いので使い勝手は悪いです。狩猟専用ですね。

番外でマチェットに似ていますが、内側に少し剃った形のククリも評価したいと思います。こちらも先重で扱いづらいのと内側に自分側に刃が向いている分、危険です。鞘も刃の形状が特殊なため出し入れがしづらく、正直出番がありません。

↑はいわゆる剪定ばさみです。野バラのツルを切るに便利です。通常の鉈だとトゲで怪我しやすいのと切るときにツルがしなって、切れないことがあるのでたまに使います。下のはラチェット式で枝切り専用でこちらも使いませんね。

↑はノコギリです。いろんなタイプを使ってきましたが、切れ味でいったらシルキーの製品を買ったら間違いありません。既製品では一番切れます。用途によってすべて使い分けしています。

アルスコーポレーションのピストル形鋸です。細目を付けてます。竹専用です。シルキーと比べて切れ味は劣ります。ほぼ使いません。

カマキの細目、荒目の2枚刃切り替え式の鋸です。2種類の鋸持って行かずにすむので良いのですが、どちらの刃も切れ味がいまいち、ロックボタンが金属でないため落とすと壊れます。よほど荷物を余分に持ちたくないときに持って行くぐらいで、出番が少ないです。

土佐の職人さんが作ったピストル型鋸です。替え刃として交換はできません。切れなくなったら専門の目立て屋さんに出さないといけません。またすぐに錆びてしまうので、手入れが大変です。刃のアサリが広く鋭い刃が付いていますのでちょっと触っただけで怪我します。切れ味はナンバー1の切れ味です。短いですが面白いようにザクザク切れます。荒目なので竹は全く切れません。短いわりに高価です、プロ仕様ですね。

タジマの型枠用の刃が付いた鋸です。現在は廃盤モデル。一番頻度が高い鋸です。型枠用で目が細目に近く、木も竹も両方切れる鋸です。ピストル型で出し入れがしやすいので、木杭打ち、丁張り等に重宝します。

シルキーのビッグボーイです。30㎝の刃が付いたモデルで、そこそこの大木でも簡単に切ることができます。大きいので専用の鞘ケースとセットで使いましょう。